プロペシア 副作用

プロペシア(フィナステリド)の副作用の危険性は? | プロペシア超入門

副作用の危険性も考慮すると、病院での治療が安全

プロペシアの副作用ですが、深刻な副作用は国内外いずれの臨床試験でも全く報告されませんでしたので、プロペシアには深刻な副作用は殆ど無いと言えるでしょう。

ただし、薬である以上副作用がないということはありません。報告も全く無かったというわけではありませんので、個人輸入などで入手するのは危険です。やはり病院で健康状態や副作用を診てもらいながら、医師に処方してもらうのが安全安心といえるでしょう。

気になる副作用についてまとめました。

肝機能障害

現在、国内では数十万人がプロペシアを内服していると思われますが、その内十数例の重篤な肝機能障害が報告されました。

十数例は非常に少なく、一般の医薬品では問題になりませんが、プロペシアはQOL改善薬(生命に関わる病気ではないが、症状と体調を改善することで日常生活の質QOLを改善、快適に日々を過ごす為に使われる医薬品のこと)ですので、一応注意しておく必要があるでしょう。

服用前から肝機能障害がある人や、肝臓の数値に不安がある人は、医師の管理のもと、血液検査を受けながら特に慎重な服用が必要です。

男性機能障害

プロペシアの臨床試験での副作用に勃起不全(ED)、性欲減退もあげらます。

これらの副作用は0.2r錠服用グループで1.5%、1r錠服用グループで6.5%、プラセボ(偽薬)服用グループで2.2%の患者から訴えがありましたが、日常生活に支障をきたすほどではないと言えます。

男性機能はストレスや不安といったメンタル面の影響をかなり受けるため、プロペシアを飲む=性機能障害になるかもしれない、という思い込みの結果とも言えそうです。

気にしすぎて心因性のEDを発症等ということにならないように、あまり思い込まないことです。

また、理論上ではフィナステリドには性欲に関係しているテストステロンを減らす作用が無いため、男性機能障害を起こす心配はないとされています。

ただ、フィナステリド含有量5rのプロスカーでは、プロペシアより多くの患者(6〜19%)にEDや女性化乳房といった副作用が表れています。

このことからも、プロペシアなら絶対に副作用はないということではありませんので、医師の指導のもとで正しい用法、用量を守って服用することが大事です。

ポストフィナステリド症候群とは

プロペシアの副作用としてポストフィナステリド症候群もあげられます。

ポストフィナステリド症候群とは、プロペシアの服用を中止した後も、性欲減退等の副作用症状が回復しないケースのことです。

通常、服薬による殆どの副作用は、その薬の服薬を中止すれば回復していくと考えられています。しかし、プロペシアについては、代表的な副作用である性欲減退、射精障害、勃起不全、抑うつ症状等が服薬中止後も回復しないと感じている人が一定の割合で存在しています。

2011年に米国で発表された論文「Persistent sexual side effects of finasteride for male pattern hair loss.[J Sex Med. 2011]」によると、フィナステリドを服用していた経験(平均28か月間)がある21歳〜46歳の男性71名に、服薬中止後平均3年以上経過している時期にインタビューしたところ、 性欲低下が94%、EDが92%、オーガズム異常が69%という結果になっています。

対象人数が少なく、年月が流れた後でのインビューでもあり、加齢による老化現象もある為、必ずしもこの結果に正確性があるとは言えませんが、それでもかなりの高い数値だと言われています。

ちなみに、日本ではED、射精障害、性欲減退について、投与中止後も持続したとの報告がある、という一文が患者への注意書きに記載されています。

性的な副作用は精神面とも密接に関連がありますが、このような副作用が出ている人がいる、ということは頭に入れておいた方がよいでしょう。